レッスンに生かしたい! クリスマスの時期、5つの「人前での演奏」を通して得たパワー
例年、クリスマスの時期になると、クリスチャンである私は、教会での音楽に関わるご奉仕がたくさんあって、
毎年大忙しです。
特に今年は、私の所属する保恵キリスト教会(調布市)が、
同じ教団である成城キリスト教会(世田谷区)と交流をもつようになり、
そのため2つの教会でご奉仕することになって、忙しさが2倍になりました。
(詳しくはこちら→保恵と成城の2つの教会での奏楽のご奉仕)
その他、私の師である岸田順子先生に青梅の恵み教会からコンサートの依頼があり、
私は伴奏者としてご一緒することになりました。
そして更に、岸田先生の主宰するコーラスグループ、コーロ ルチェーレのクリスマスコンサート(発表会)
が行われ、そこで私は今回は伴奏を引き受けることになりました。
そんなわけで、11月の終わりからクリスマスにかけて、なんと5つも「人前で演奏をする」
という機会をこなすことになりました。
もちろん多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)のレッスンも行いながらなので、
目の回るほど忙しい日々となりましたが、音楽に携わる者として、とても得難い貴重な体験となりました。
ピアノ講師としても、この経験は生徒さんのために生きてくるはずです。
そこで今日は、今年のクリスマスの時期にたくさん行った「人前で演奏すること」と、
そこから得た喜びやパワーについてお話したいと思います。
① 11/24(日)保恵・成城教会合同 讃美礼拝(於:成城キリスト教会)
ます初めは11/24(日)に成城教会で行われた、保恵教会と成城教会の合同での讃美礼拝でした。
讃美礼拝は、歌やピアノやオルガン、フルートやギター、そしてハンドベルなどの楽器も使って、
神を讃える音楽でいっぱいにした礼拝です。
私はピアノの他、3人組での歌とハンドベルの演奏をしました。
(詳しくはこちら↓)
保恵・成城キリスト教会 合同 讃美礼拝、無事に終了しました!
② 12/8(日)青梅恵みキリスト教会 クリスマス チャペル コンサート
続いて12/8(日)、青梅恵みキリスト教会からの依頼で、礼拝の後に、私の師であり、
ソプラノ歌手である岸田順子先生のクリスマスコンサートが行われました。
私はその伴奏です。
青梅恵み教会は、現在耐震工事中で礼拝堂が使えないので、S&Dたまぐーセンター(青梅市民会館)
の文化活動室を使ってのコンサートとなりました。
コンサートの前半には、「雪の窓辺で(三善 晃 作曲・薩摩 忠 作詞)」という
1年を振り返るとてもステキな歌の他、讃美歌が2曲演奏されました。
影山先生のメッセージ(お説教)をはさんで後半は、クリスマスの名曲が演奏されました。
歌の他に、岸田先生による聖書の朗読や、短いですが、私のピアノの独奏もありました。
普通の会議室での演奏だったので、音響的にはあまり良くない環境でしたが、
岸田先生の歌声が聴く人の心にしみわたって行くのが見えるようでした。
涙を流して感動している方も多くいらっしゃいました。
(詳しくはこちら→クリスマス チャペル コンサート~青梅恵みキリスト教会の皆さまとのステキな交流 ~)
③ 12/13(金)コーロ ルチェーレ&岸田順子 クリスマスキャロル ミニ コンサート(於:成城キリスト教会)
続いて12/13(金)はコーロ・ルチェーレのクリスマスキャロル コンサートでした。
先述のとおり、私はピアノ伴奏を行いました。
コーロ ルチェーレで、私はいつもは歌を歌っていますが、今回はピアノの伴奏を引き受けることにしました。
ピアノを弾いても、ピアノというパートで歌えるような気がしたからです。
実際、コーラスのメンバーと一緒に歌っている心地でした。
この日は、クリスマスの名曲が音楽劇のように展開されるような構成でした。
岸田先生の聖書朗読や独唱の他、私の短い独奏もありました。
ただでさえ音響の素晴らしい成城教会に響くクリスマスの音楽に、
聴いている人達はどんどんと引き込まれて行き、すすり泣く音も聞こえてきました。
全ての演奏が終わった時のわれんばかりの拍手に、聴いてくださった方々の感動が伝わると共に、
演奏した私達も本当に幸せな心地でした。
キャンドルで美しく飾られた礼拝堂でのコンサートはさながら、美しい音楽に彩られた、
一足早いキャンドルサービスのようでした。
(詳しくはこちら↓)
12/13(金)クリスマスキャロル ミニ コンサート コーロ ルチェーレ&岸田順子 成城キリスト教会
感動のキャロルコンサート無事終了!12/13(金)コーロ ルチェーレ&岸田順子 クリスマスキャロル ミニ コンサート
④ 12/15(日)保恵キリスト教会のクリスマス礼拝
⑤ 12/22(日)成城キリスト教会のクリスマス礼拝
最後の2つは、保恵教会と成城教会のクリスマス礼拝です。
礼拝での音楽の演奏は神様に捧げるものなので、コンサートとは全く違います。
ただしこの2つの礼拝での奏楽は、教会の人達にとってイエスキリストの降誕の意味をあらためて確認し、
感謝して祝う…という趣旨を持つと同時に、いつもは教会には来ない人にも足を運んでもらい、
その意味を知ってほしい…という意図もあるので、いつもの礼拝や奏楽とは少々異なります。
(そういう意味で、11/24の讃美礼拝も同じです。)
どちらの礼拝でも、やはりクリスマスを音楽劇のように繰り広げる奏楽が捧げられました。
岸田先生の独唱や聖書朗読、私の短い独奏、会衆一同の歌うクリスマスの讃美歌に
岸田先生のオルガンと私のピアノによる伴奏など、厳かでありながら、心に響く礼拝となりました。
成城教会の礼拝には、コーロ ルチェーレのメンバーも駆けつけてくれて、心が震えるような、
それでいてあたたかい、ステキな礼拝だった、と感想を伝えてくれました。
演奏の機会を通して味わった、演奏の醍醐味
以上、1ケ月の間に5つの演奏の機会がある…という、今までになく忙しいクリスマス期間の経験でした。
これらはすべて教会関係、もしくはクリスマス関係のイベントであり、
場所もすべて教会という、少し特殊な環境です。
(青梅は、聴いて下さった方が全員青梅の教会の方だったので、教会と考えます。)
それは私がクリスチャンだからなのですが、とはいえ、演奏家でもない私が、
これだけ短い間にたくさんの演奏の機会があるというのは、本当に何にも変えられない、得難い経験でした。
自分が美しいと思うもの、良いと思うものを、心を込めて人に伝えようと努力すること、
そしてそれを受けとめてくれる人がいること…それが音楽を生で演奏することの醍醐味だと思います。
音楽って、なんてステキで、なんて楽しいのでしょう!
生徒さん達に、この喜びや楽しさを知ってもらわなくては!と、思います。
得たパワーを生徒さんへの指導に生かしたい!
そしてもう一つ、「人前で演奏する」ということは、それなりに緊張するし、そこから来る疲労もあります。
でもその一方で、びっくりするぐらい、エネルギーがわき上がってきます。
幸せなパワーがこみあげてくるのです。
これはたぶん、多くの人と、音楽を通して楽しい交流をしたからなのだと思います。
聴いてくださった方々も楽しんでくれたと思いますが、
その楽しい思いが演奏する側にもちゃんと返ってくるのです。
というわけで、今、私はエネルギーに満ちあふれています。
「音楽、楽しいよ!一緒に楽しもう!」という気持ちでレッスンに望めます。
この気持ちは、間違いなく生徒さんに伝わるでしょう。
ただちょっと惜しいのは、年内のレッスンは既に終わってしまいました。
でも、大丈夫!
このパワーはちゃんととっておいて、年明けからエンジン全開で頑張ります。
新しい生徒さんも大歓迎!
みんなで楽しくピアノを弾きましょう!
以上、本日は今年のクリスマス期間に経験した5つの「人前で演奏する機会」と、
そこから得たバワーについてお話ししました。
来年も、生徒さん達と楽しく音楽をやって行きたいと思います!
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