1番人気はタンバリン!お子様達に大人気のリズムの時間 『4才のリズムとソルフェージュ』
多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では、初めてピアノを習うお子様のために、様々な工夫をしています。
そのうちの一つはお子様にとって親しみやすい「教材」です。
お子様にとって無理がなく、楽しく、それでいて必要な力がつくための教材を選んで使っています。
前回は「おんぷのおえかきワークブック」を紹介しました。
(詳しくはこちら→「ぬり絵」感覚で楽しく「おんぷ」を覚える!『おんぷのおえかきワークブック①~③』)
今日は『4才のリズムとソルフェージュ』を紹介します。
楽しいリズム―まずは先生のまねから!
多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)のレッスンの中で、
いちばん楽しくて、いちばん人気があるのが「リズム」の時間です。
音楽の演奏に「リズム」は、欠かせません。
「リズム感」を養うために、リズムの訓練は必須です。
前回「おんぷのおえかきワークブック」を紹介したブログで、
「楽譜を見て弾く」のは「音読」に似ている…と言った先生の言葉を紹介しました。
―お子様は「日本語」を聞いて覚えて話せるようになるけれど、
教科書を「音読」できるようになるには「読み書き」を学ぶ必要がある―
(詳しくはこちら→「ぬり絵」感覚で楽しく「おんぷ」を覚える!『おんぷのおえかきワークブック①~③』)
リズムもまた、「音読」のための「読み書き」と同じで、
書いてあるもの(音符)を表現するために「学ぶ」ことが必要です。
…こう書くと、何か難しいことをするようですが、そうではありません。
小さなお子様や、ピアノを習いはじめて間もない生徒さんには、
まず先生のたたくリズムを真似してもらいます。
最初はかんたんなリズム…。
それができるようになると、先生のたたいたリズムがどの楽譜のリズムかを当ててもらったり、
逆に生徒さんから先生に問題を出してもらったりします。
いつもは問題を出す先生に問題を出すのだから、生徒さんはちょっと得意気です。
でも、すぐに気づきます…間違えずにリズムをたたかなくちゃ、先生は当てられない…。
そうするとちょっとした緊張感をもって、でも一生懸命正確に問題を出してくれます。
ちょっと大きなお兄さんやお姉さんでも、リズムのレッスンの時は失敗しても大笑い。
まして小さなお子様はキャッキャと大喜びです。
ちなみに多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では、タンバリンやカスタネット、鈴、トライアングル…
といったリズム楽器をそろえています。
リズムをたたくだけでもみんな結構ノリノリなのですが、
これらの楽器を使うと大きくて面白い音が出るので、さらにヒートアップして盛り上がります。
リズムって、何か人間の根源的な喜びにつながるのでしょうか。
メロディーも歌詞もないのに、みんなノリノリです。
これほど笑顔や笑い声があふれる時間って、他にありません。
なんとなく…ですが、タンバリンが一番人気のような気がします。
音が大きくて、立派な響きがするから…でしょうか?
「リズム」のテキストはお教室のものを使うけれど、中には買う人も…
前回のブログで紹介した「おんぷのおえかきワークブック」や、
「うたとピアノの絵本」という楽譜はそれぞれ購入していただきますが、
リズムのテキストはお教室のものを使ってもらいます。
これはおうちで練習してくるのではなく、出された課題を練習なしでパッと挑戦してもらうためです。
だいたい10分ぐらいを目安にしていますが、あまりに楽しくて盛り上がると、少し長めになったりします。
おうちでもリズムをたたきたい…と言って、楽譜を購入した生徒さんもいました。
リズム、大人気です。
ソルフェージュってなに?
この本の後半部分は「ふよみとソルフェージュ」となっています。
「ふよみ」とは「譜読み」、つまり「楽譜を読む」ことです。
ずばり、「音読」の「楽譜バージョン」です。
「楽譜」に書いてある音符を音にします。
では、ソルフェージュとは?
これは楽譜を見て、それを音にする訓練です。
これは「音読」ができるようになるための「ドリル」と考えて良いでしょう。
楽譜に書かれている音の高さ(ドレミファソ…という音の種類)とリズムを見て、
瞬時に音にする訓練のようなものです。
クイズ感覚でおぼえる音符とリズム―楽譜(音楽)の表現のための楽しくて不可欠な訓練
こう書くと、やはり何か難しそうな響きがしますが、いえいえ大丈夫。
リズムをクイズのようにして楽しく課題をこなす…と先述しましたが、
同様に音の高さも「この音は何かな?」、「じゃ、これは?」「次は?」と聞きながら、答えてもらいます。
生徒さん達は、はじめはなかなか答えられなくても、だんだん当たるようになると面白くなって、
次々と答えてくれるようになります。
それも音をつけて。
こうして楽しく訓練しているうちに、「譜読み」が早くて得意な生徒さんへと成長して行きます。
「スラスラと(楽譜を)音読できる生徒さん」になるのです。
さらに上達すると「読んでいる文章の情景や情感を伝えられる」、
つまり楽譜を「生き生きした音楽として表現できる」生徒さんになって行くのです。
このように、多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では、
お子様の音楽の力が楽しく向上して行くように工夫しています。
以上、今日は多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)で使っているテキスト『4才のリズムとソルフェージュ』
を紹介しました。
(このテキストの後は『5才のリズムとソルフェージュ』『リズムとソルフェージュ①~④』が続きます。)
その他の教材や工夫についても、次回以降のブログで続々と紹介したいと思います。
◆多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)で最初に使う3冊のテキスト◆
多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では、初めてピアノを習うお子様は、種類の違う3冊のテキストを使ってピアノのレッスンをスタートします。
1冊目はこちら→「ぬり絵」感覚で楽しく「おんぷ」を覚える!『おんぷのおえかきワークブック①~③
もう1冊はこちら→感性を育む!美しい色彩の絵とお子様が親しみやすい歌詞のついた『うたとピアノの絵本』①~③ ~お子様自身の自然な呼吸とリズムで「歌うように弾く」ための教材~
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