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「ぬり絵」感覚で楽しく「おんぷ」を覚える!『おんぷのおえかきワークブック①~③』

多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では、初めてピアノを習うお子様のために様々な工夫をしています。

そのうちの一つはお子様にとって親しみやすい「教材」です。

お子様にとって無理がなく、楽しく、それでいて必要な力がつくための教材を選んで使っています。

今日は、その中で一番最初に使う「おんぷのおえかきワークブック」を紹介します。
(遠藤蓉子著 サーベル社) 

おんぷのおえかきワークブック①~③

ワークブックを使います

「ピアノ教室なのにワークブックを使うの?」と思われるかもしれませんが、実はこれ、結構大切なことなのです。

ピアノを弾く時は楽譜を見て弾きますが、初めてピアノを習うお子様はまだ楽譜が読めません。

「楽譜を見て弾く」のは「音読」に似ている…と言った先生がいましたが、まさにその通り!

小さいお子様は日常的に「日本語」を聞き覚えて会話ができるようになりますが、
学校で教科書が読めるようになるには文字の「読み書き」を覚える必要があります。

「楽譜を見て弾く」ためには、音符の読み方を覚える必要があります。

そこで効果を発するのが「ワークブック」です。

多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では、「おんぷのおえかきワークブック①~③」を使うことで、
ぬり絵感覚で楽しく学んで「音符」を覚えてもらいます。

まず、おんぷに色をぬりま

「おんぷのおえかきワークブック」は、お子様が音符に色を塗ることで、音符を見分けて、
音の高さがわかるようになることを目的にしています。

最初は横棒のついた音符とついてない音符を見分けます。

横棒がついているのがド、ついていないのがレ。

ドには赤で、レには黄色で色を塗ってもらいます。

だんだん慣れてきたら、ミやファ、そしてソ…と見分けて色を塗って行く音を増やしてゆきます。

お子様が色を塗っている時は、できるだけ声をかけて会話をしながら、
お子様が楽しい雰囲気でできるように心がけています。

小さなお子様だと、迷ったり、正解が不安だったりすることがあります。

そんな時はこっそりヒントを伝えて、安心して塗ってもらいます。

このように、お子様とにたくさん会話することでその後のコミュニケーションがぐっととりやすくなる…というメリットもあります。

自分のぬったおんぷを音にしよう!

さて、いくつか音を塗ったらそれを「実際に弾く」ことに挑戦です。

「自分の塗った音符が音になる」ということで、お子様にとってはなかなかワクワクの体験!

そうやって、塗った音符が鍵盤のどこを弾くのかを覚えて行きます。

冒頭に「音読」と「読み書き」のたとえを書きましたが、まさにこれは「音読」の第一歩!

「文字」と「言葉」を結びつけるように、音と鍵盤上の位置を結びつけて行きます。

ぬり絵感覚のワークブック

「おんぷのおえかきワークブック」は、音符に色を塗るだけでなく、
いちごやレモンなどの絵に色を塗ったりもします。

お子様にとっては、「ぬり絵」をしながら音を覚える…という感覚だと思います。

その他にも直線を書く練習や、うずまきをぐるぐる書く…というのもあります。

お子様にとっては書きにくい直線やうずまきに色をつけて、
「練習」というより「遊び」の感覚で、音符を書く練習をしています。

慣れてきたら…おんぷを歌ってみよう

この作業に慣れてきたら、自分で色を塗った音符の音を歌ってみることにも挑戦します。

自分で色をぬった音符を弾いたり、歌ったりすることで、
ピアノにも楽譜を読むことにも親しんでもらえるようにしています。

楽譜を見たときにも、自分のぬったおんぷを参考に

「おんぷのおえかき」を使ってのレッスンはここまでで、
この後、楽譜を見てメロディーを弾く…というレッスンになります。

この「楽譜を見る」とき、さきほど自分で色を塗ったド・レ・ミ…
のどれにあたるかをお子様と一緒に確認してみます。

このように「自分で色をつけた音符」をもとにしてピアノを弾いたり、
楽譜を読んだりすることで、多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)ではお子様がピアノに親しみをもって、
力をつけて行けるように工夫しています。

このワークブックを使うことによるメリット

このワークブックを使うことによって、
お子様達は、楽譜を見た時に音を判別する力が各段にアップするように感じます。

音の判別が早いと、その分スムーズに「弾ける」ことにつながります。

「音読」にたとえると、文字が読めるから「スラスラと読める」イメージです。

また先述のとおり、お子様が色を塗る時にたくさん会話することで、お子様とのコミュニケーションがとりやすくなる…という利点もあります。

以上、今日は多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)で使っている教材「おんぷのおえかきワークブック」を紹介しました。

その他の教材や工夫についても、次回のブログで紹介したいと思います。

◆多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)で最初に使う3冊のテキスト◆
多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では、初めてピアノを習うお子様は、種類の違う3冊のテキストを使ってピアノのレッスンをスタートします。

1冊目はこちら→1番人気はタンバリン!お子様達に大人気のリズムの時間 『4才のリズムとソルフェージュ』

もう1冊はこちら→感性を育む!美しい色彩の絵とお子様が親しみやすい歌詞のついた『うたとピアノの絵本』①~③ ~お子様自身の自然な呼吸とリズムで「歌うように弾く」ための教材~

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