異色のコーラス・グループ コーロ ルチェーレ
私の所属しているコーラスのグループ、コーロ ルチェーレの練習がいよいよ再開しました。
7月6日の発表会と、7月末の合宿の後は夏休みでしたが、9月に入っていよいよ練習がスタートです。
7/6の発表会について、詳しくはこちら↓
・チャペル コンサート コーロ ルチェーレ&岸田順子
・チャペル コンサート無事に終了!
合宿について、詳しくはこちら→コーロ ルチェーレの合宿、そして「仲間意識」
母体はアロマ講座のメンバーという、異色のコーラス・グループ
コーロ ルチェーレの活動について、私はたびたびブログに書いてきましたが、このグループについて紹介したことはなかったと思います。
このコーラス・グループ、とても異色な存在です。
というのも、その母体はアロマ講座のメンバーで、そもそもコーラスをやりたくて集まった人達ではないのです。
コーラスとアロマの講座は別のグループ
もともと、指導してくださる岸田順子先生は、コーラスと、アロマの講座を別々に主宰されていました。
(詳しくはこちら→私がクリスチャンになった経緯 ~ バッハの宗教曲、人生の質を変えた師との出会い)
そして先生がステージⅣのがんを克服してから1年後の2013年、アロマ講座は再開されましたが、コーラスは再開されませんでした。
私は先生の闘病前からコーラス(当時の名称もコーロ ルチェーレ)で歌の指導を受けていて、その一環で香道を学んではいましたが、アロマ講座には参加していませんでした。
でも、コーラスが再開されなかったので、アロマ講座の合宿に参加したのをきっかけに、アロマ講座に通うようになりました。
ステージⅣのがんを克服してしまうほどの、先生のアロマや整体、漢方をはじめとした東洋医学の知識や実践を学びたかったからです。
※もちろん先生はアロマや整体だけで治したのではなく、手術や抗がん剤治療、免疫療法なども受けていらっしゃいます。ただそれも、卓越した整体の知識と技術をお持ちだからこそ、最適な治療法を探して、その上で西洋医学の治療も受けていらっしゃいます。念のため。
もとのコーロ ルチェーレも異色の存在
この時再開されなかったコーロ ルチェーレも、「歌で心と体を整える」というコンセプトの、異色のコーラス・グループでした。
歌は体が楽器だから、「心と体を整えてこそ、良い音、良い音楽が奏でられる」というのが、岸田先生の主張でした。
だから、心も体も整えて音楽を実践して行きたかった私は、コーラスが再開されないなら、と、迷うことなくアロマ講座に参加することにしたのです。
アロマ講座がコーラス・グループ「コーロ ルチェーレ」に
ところが!
私がアロマ講座に参加するようになって5年程たった頃、突然先生が「アロマ講座をコーラスにする!」と宣言なさったのです。
唖然としました。
だって、みんな別にコーラスがやりたくて集まったわけではないし、歌が好きなわけでもないし、得意なわけでもないし。
先生の曰く、「アロマや整体に関する知識と実践を全員が一通り身につけた今、これから更に高い精神性を目指すには、歌を歌うのが最適で、最善。整体やアロマの学びと実践を、これからは、歌を通してやって行きましょう」。
そもそも私は歌を習いたくて先生の門を叩いたのだから、大歓迎です。
でも、他の人達は…。
ところが、そこから驚きの展開でした。
先生は「無理に続けなくて良いです。続けたい人だけ続けてください。」とおっしゃったのに、誰一人去りませんでした。
歌でも何でも、先生が教えてくださることは教わりたい、と。
それはちょうど私が5年程前に、コーラスがないならアロマを教えていただこう…と、決心したのと同様、というかちょうど逆でした。
ただすごかったのは、アロマ講座のメンバー全員が、そう決心したことです。
でも、本当にすごくて驚きなのはこの後の先生のご指導と、新しいコーロ ルチェーレのメンバ―の努力です。
すごくて驚きの展開については、長くなるので、続きはまたあらためて書きます。