体験レッスンで一言もしゃべらなかった、夢小1年Rちゃんの静かな決意
秋も深まった10月の終わりに、
多摩の森ピアノ教室(日野市)から一番近い小学校、夢が丘小1年のRちゃんが
体験レッスンに来てくれました。
Rちゃんは、お母様によると「超・人見知り」さん。
多摩の森ピアノ教室(日野市)の体験レッスンは、最近「人見知り」率が高い気がしますが、
Rちゃんはなんと、体験レッスン中に一言も口をきいてくれませんでした。
でもレッスンをとても気に入ってくれて、帰りがけに「お教室に通いたい」という気持ちを伝えてくれたのです!
今日はそんな「超・人見知り」のRちゃんの体験レッスンの様子をお伝えします。
「超・人見知り」のRちゃんに最適⁈…多摩の森ピアノ教室を選んでくれた理由
Rちゃんは、学校の授業で習った鍵盤ハーモニカに興味を持ち、「ピアノを習いたい」と言い出したそうです。
Rちゃんが「習い事をしたい」と言ったのはこれが初めてで、
お母様は「とても嬉しかった!」と、おっしゃっていました。
お母様としては、Rちゃんは踊ることが好きなので、
今までにいくつかダンス系の習い事を勧めてみたけれど、Rちゃんは決して首を縦に振らなかったとか。
お母様は、ゆくゆくはRちゃんがひとりで歩いて通えるピアノ教室を探して、
高幡不動の駅周辺にはいくつもお教室があることはわかりつつ、
多摩の森ピアノ教室(日野市)のブログを読んでとても共感してくださった、とのこと。
そして「超・人見知り」のRちゃんにとって「この教室が合うのでは?」と思って、
体験レッスンにお申込みくださったそうです。
ブログを読んで共感していただけるなんて、感激です!
最初に、ピアノで音をだしてみる
そんなRちゃんの体験レッスン、まず最初に、
Rちゃんが「ピアノをやりたい」と思うきっかけとなった鍵盤ハーモニカの曲を
「ピアノで弾いてみる?」と聞いてみました。
Rちゃんは興味深そうにピアノの前に座ったものの、少し困った顔をして、
お母様に「(鍵盤の)場所がわからない」と囁きました。
あぁ、なるほど!
ピアノでは、どこから弾き始めるのか、鍵盤の場所がわからなかったのですね。
そこで「じゃ、準備しておいたテキストをやってみようか?」とピアノスタディ①の楽譜を広げると、
静かにうなずき、熱心に弾き方の説明を聞いて、ピアノで音を出すことに挑戦しはじめました。
ノリノリでこなす、リズム課題
続いてワークブックやリズム楽器や積み木を使って楽譜の見方を学ぶ課題ですが、
Rちゃんは食い入るように説明を聞き、タンバリンを使ってリズムをたたいたり、
積み木を使って音符を並べて、それをたたいたり…と熱心に挑戦して行きます。
「踊りが好き」と聞いていましたが、確かにリズムに対する反応がとても良く、
ノリノリでリズムを刻めていました。
ハードルが高かった「歌」、それでも挑戦!
そんなRちゃんでしたが、『指のたいそう』という曲で、ふと表情が固まってしまいます。
これは歌いながら手や指を動かして、指の番号を覚える曲なのですが、
「人見知りさん」にとって「歌」は、なかなかハードルが高いようでした。
そこで「先生が歌うから、Rちゃんも合わせて手を動かして」と言ってみたら、
Rちゃんはホッとしたような顔をしてうなずき、それから私の歌に合わせて、
一緒に手や指を動かしてくれました。
「ピアノやりたい?レッスン受けたい?」…コクンとうなずいたRちゃん
このように、Rちゃんは準備された課題をすべてこなして体験レッスンを終えました。
レッスンが終わった直後にお母様が一言、
「Rは今日は一言もしゃべらなかったけど、とても楽しんでいたと思います。」
あれ、そうでしたっけ?
実は、Rちゃんがレッスンで一言もしゃべらなかったことに、
私はこの言葉を聞くまで気づきませんでした。
そういえば最初に「(鍵盤の)場所がわからない」と言ったのも、お母様に向けて、でした。
なぜ私が、Rちゃんが一言も(私に向かって)声を発していないことに気づかなかったのかというと、
Rちゃんは無言でもはっきりと自分の意志を示してくれていたからです。
熱心に説明を聞く様子や、一生懸命にピアノを弾いてみようとする姿、
そしてリズムを刻もうと挑戦する姿勢から、
Rちゃんがピアノや音楽にとても興味を持っていることがひしひしと伝わってきました。
そしてそれを証明するかのように、お母様は続けておっしゃいました。
「もし興味がなかったら、Rはそっぽを向いてやらなかったと思います。
きっと、静かに決意したのだと思います。」
更に、
「R、楽しかった?ピアノ、やりたい?レッスン、受けたい?」
と、問いかけるお母様。
それに対してRちゃんは、しっかりと、深くうなずくではありませんか!
私はじ~んと、感動してしまいました。
そして最後に、お母様の言葉。
「Rはとても意志の強い子です。やる、と言ったらきっとやります。」
きっと上手くなる‼
言うまでもありません。きっとその通りでしょう!
Rちゃんの「ピアノを弾きたい!」という強い意志と決心は、
間違いなくRちゃんが上手にピアノを弾けるように方向づけるでしょう。
Rちゃんがステキな演奏をしてくれる日を楽しみにしています。
そしてその日のために、少しずつ、Rちゃんと一緒に歌を歌えるようになりたいです。
Rちゃんが「歌うように」ピアノを弾けるようになるためです。
その日を夢見て、レッスンを進めて行きたいと思います。
きっと、そんなに遠くないでしょう!
以上、体験レッスンで「一言も話さなかった」Rちゃんの様子をお伝えしました。
多摩の森ピアノ教室(日野市)では、引き続き「超・人見知りさん」を募集しています。
たくさんの「人見知りさん」と仲良くなって、レッスンしたいです。
もちろん「超・おしゃべりさん」も大歓迎!
私も負けずにしゃべります。
どちらも、楽しくレッスンいたしましょう!
多摩の森ピアノ教室では、無料体験レッスンを行っています。ご応募をお待ちしています。