パリオリンピック終了! 最も印象深いのは、やり投げの北口選手「ピンチの時こそ笑顔」‼
パリオリンピックが終わりました。
いろいろな競技のたくさんの名場面に感動し、魅了されました。
男子体操団体の逆転金メダルとか、女子卓球団体の銀メダルとか、フェンシングの5つのメダルとか、馬術の銅メダルとか…感動した場面を挙げたらキリがありません。
特に今回は、日本の獲得メダル数が海外開催のオリンピックでは最多…なんてこともあり、応援に力が入りました。
もちろんメダルに届かなかった競技や、海外選手の活躍も堪能しました。
私はスポーツ観戦が結構好きですが、オリンピックが面白いと思うのは、短い期間にいろいろな競技が次々と見られるからです。
あまりよく知らない競技や、普段見ない競技の魅力を知ることができる面白さがあります。
そしてスポーツ観戦で私が心をひきつけられるのは、アスリート達が自分の持てる技や力を余すところなくのびのびと発揮している姿を見る時です。
極度の緊張やプレッシャーの中で超人的なパフォーマンスを発揮するのは並大抵のことではないと思うのですが、それをはねのけてのびのびとプレーして結果を出す姿って、すごいし、素晴らしいし、ステキだと思います。
そしてこれって、音楽の演奏にも通じるな…と思うのです。
だから魅力を感じるのかもしれません。
さて、パリオリンピックで特に印象に残っているのは、競技そのものではないのですが、やり投げの北口榛花選手の笑顔です。
有名になった、あの腹ばいになってカステラを頬張る写真…あのポーズは、筋肉をほぐしたり骨盤を整えたり…という効果があるようですが、あの自然な笑顔が最高!
あんな笑顔ができたら、全身の筋肉もほぐれるのでは?と思います。
北口選手の強さの秘訣は、あの笑顔なのかもしれない!と思いました。
後から知ったことですが、北口選手のコーチが彼女の最も素晴らしいところとして「ピンチの時こそ笑顔が作れること」と話していました。
う~ん、すごい‼
金メダルが決まって喜びを爆発させている姿も魅力的ですが、私は競技の合間の「自然な笑顔」がすごい!と思います。
体の緊張をほぐし、のびのびと自分の持てる力を発揮させ、結果を引き寄せる…。
「ピンチの時こそ笑顔」
難しいことだけど、見習いたいです。
もちろんふだんの生活の中で、そこまでのピンチや極度の緊張感を味わうことはありませんが、でも日常の生活って結構「笑顔」を忘れがちな気がします。
嫌な状況の時に「笑顔」を作るって、案外難しいと思います。
「笑顔」は、どんな状況でもステキです。
意識して「笑顔」を作れるように努力したいと思います。
そして…人前で演奏するような緊張する時とか、緊張ではないけれど、お教室の生徒さんに接する時とか、あらゆる場面で笑顔を作れるようにしたいし、さらに生徒さんが笑顔でいられるようにしたいと思います。
レッスンとか、発表会などの生徒さんが緊張しそうな場面でも。
以前レッスンで「練習では弾けたんだけど…」とか、「先生の前だと緊張する!」と言われたことがあります。
それを言えるってことは、それだけリラックスできているからでは?と前向きに受けとめましたが、これからはそんな時に生徒さんの笑顔を引き出せるように努力しますね。
「ピンチの時こそ笑顔!」は難しいけれど、努力すれば作れる状況です。
自分自身も笑顔を作れるように、そして生徒さんの笑顔も引き出せるように、頑張ります!