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神様の温もりが伝わってくるような歌の響き ~岸田順子先生の独唱(伴奏:須江太郎さん)①~ 7/6 成城キリスト教会 チャペル コンサート コーロ ルチェーレ&岸田順子 

演奏会終了後の写真:岸田順子先生と須江太郎さん

去る7月6日(土)、成城キリスト教会で行われたチャペル コンサートが無事に終了しました。

コンサートの前半は、私の所属するコーラスグループ、コーロ ルチェーレの発表会、そして後半は、私達の指導者・岸田順子先生の独唱でした。

コンサート前半の発表会についてはこちら↓
チャペル コンサート コーロ ルチェーレ&岸田順子 無事に終了!

後半の先生の独唱は5曲、どれも宗教的な題材の曲でした。

Ⅱ部   歌:岸田 順子  ピアノ:須江 太郎 

1 Because              詩・曲 ガイ  ハーデロット

2  球根の中には         詩・曲 ナタリー スティース 讃美歌21  575番

3  聖フランシスの祈り  詩 聖フランシス  曲 セバスチャン ティンプル    訳詩  奥山 正夫

4  風がどこから        詩 菅野 淳  曲 高田 三郎

5  砂の上の足跡         詩 M.F.パワーズ 曲 新垣 壬敏    訳詩 坂牧 俊子

その演奏はとても素晴らしくて、本当に感動的でした。

先生も私も所属する、調布の保恵教会の教会員のひとりが、「神様の温もりが伝わってくるような素敵な演奏会でした。」という感想を寄せてくれましたが、その言葉がまさにぴったりの演奏でした。

演奏された曲の中で、2曲目の「球根の中には」と3曲目の「祈り」は、どちらも歌詞の一語一語が非常に感動的な曲です。

球根の中には
ナタリー スティース  讃美歌21  575番

球根の中には 花が秘められ、 

さなぎの中から いのちはばたく。

寒い冬の中 春はめざめる。 

その日、その時を ただ神が知る。

沈黙はやがて 歌に変えられ、 

深い闇の中 夜明け近づく。

過ぎ去った時が 未来を拓く。 

その日、その時を ただ神が知る。

いのちの終わりは いのちの始め。 

おそれは信仰に、死は復活に、

ついに変えられる 永遠の朝。 

その日、その時を ただ神が知る。

祈り

聖フランシス 訳詩  奥山 正夫

憎しみと あらそいに あなたの愛と平和を

嘆き悲しむ心に あなたのなぐさめを

孤独な魂に あなたの愛と光を 

弱りはてた心に あなたの力を

おお主よ、あなたの息吹を わたしの内に吹き込んで

新しい愛の人に つくりかえてください

ゆるされたようにゆるし 与えられたように与え

主のように人につかえる 神のしもべとしてください

先生の歌は、一音一音の美しい響きと共に、歌詞の一語一語が心の奥深くまで届いて、まさに「神様の愛」に触れるような、その温もりが伝わってくるような演奏でした。

この2曲は、先生が教会の礼拝の中で歌われたことがあり、実は私も伴奏したことがあるのですが、須江さんのピアノ伴奏のなんと素晴らしいこと!
私が弾いたのと同じ曲とは思えないほどです。

須江さんのピアノは、繊細な美しさがありながら、力強い迫力もあります。
メロディーの部分がくっきりと浮かびあがり、それをベースがしっかりと支えていて、豊かに響く内声も加わり、全てが見事に調和しています。

それが声と絶妙の間合いで奏でられるので、それはもう伴奏というより「共演」と言うのがふさわしく、二重奏というか二重唱にさえ聴こえてきます。

岸田先生の歌う歌詞がより鮮明に聴こえ、美しい響きが何層にも広がって、曲にこめられているものが深く伝わってきます。

本当に「神様の愛」に触れるような、あるいは「包み込まれる」ような感じで、お2人の演奏にどんどん引き込まれて行きました。

そして最後の2曲、「風がどこから」と「砂の上の足跡」は、更に圧巻でした。

この2曲については、長くなるので、またあらためて続きを書こうと思います。

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