「ピアノが、音楽が、ずっと好き… 弾きたい時に弾ける人になる」多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)の理念
多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では、「ピアノが、音楽が、ずっと好き…弾きたい時に弾ける人になる」
という理念を掲げています。
それは、子供の生徒さん達がお教室をやめた後もずっとピアノや音楽が好きで、
「ピアノを弾きたい」と思った時にいつでも弾ける…そんな大人になってくれたら…と思うからです。
子供の生徒さん達はいずれ勉強や塾、部活動などが忙しくなってお教室をやめて行きます。
そして大人になると仕事や家事、育児などで「自分の時間」を持つのが難しくなって行くでしょう。
でも、すぐには難しくても、少しずつでも時間を作って「自分を豊かにする時間」を持ってほしい…、
そしてその「自分を豊かにする」ものがピアノや音楽であってくれたら…と思うのです。
「自分を豊かにする時間」は人それぞれですが、それが「音楽」や「ピアノ」という人も多くいることでしょう。
もちろん音楽には「聴く」という楽しみ方もありますが、
「ピアノを弾きたい」と思った時にすぐ弾くことができればどれほど楽しいことか…。
それができる大人になってくれることを願って、私は日々子供の生徒さん達にピアノを教えています。
「子供の頃に習っていたピアノをもう一度弾きたい」というMちゃんのお母様の希望の実現は、多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)の理念そのもの
先日、小学6年生のMちゃんという新しい生徒さんをお教室にお迎えしたのですが、
このMちゃんのお母様は、「子供の頃に習っていたピアノをまた弾きたい」という希望をお持ちでした。
その希望をうかがって、私はぜひそのお母様の思いを実現してもらいたいし、
そのお手伝いをできれば嬉しい…と強く思いました。
なぜなら大人になってから「ピアノを弾きたい」と思い、その時に弾ける…というのは、
まさに私が子供の生徒さん達にそうあってほしいと思う姿であり、
「ピアノが、音楽がずっと好き…弾きたい時に弾ける人になる」という多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)の
理念を実現する形だからです。
まずはMちゃんのレッスンをスタートしました。
Mちゃんのお母様は最初「親子でピアノを教えてほしい」というメールをくださいました。
Mちゃんのお母様は、この時はご自分が弾きたい気持ちでいっぱいだったのです。
でも、いろいろとお話をしているうちに、まずはお子様のレッスンを軌道に乗せたい…
ということで、Mちゃんのレッスンを先にスタートさせました。
本当はコロナ禍の前にMちゃんにピアノを習わせたくて、またお母様ご自身もピアノが弾きたくて、
電子ピアノを準備されていたそうです。それがコロナ禍で実現できなくて、そんな中、
お母様が少し手ほどきされた…ということで、Mちゃんは、初めてにしてはずいぶん上手に弾けていました。
お母様が上手に手ほどきされたことに感心すると共に、
コロナ禍を親子の良い時間として過ごされたことにも感動しました。
ピアノの先生が怖くてやめてしまったMちゃんのお母様
Mちゃんのお母様は小学生の時にピアノを習っていたけれど、先生が怖くて中学生になる頃にやめてしまったそうです。
その時、本当はやめたくはなかったとか。
その時からずっと、いつかまた再開したい…と思っていたそうです。
なんということでしょう…
ピアノが好きで、また弾きたい…と何十年も思い続けて来たとは!
絶対に再開してほしい!
そう思わずにはおれませんでした。
一日も早くMちゃんのレッスンが軌道に乗って、
お母様が安心してピアノが弾けるようになることを強く願っています。
ピアノをやめる時は楽しい思い出をもってやめてほしい
私はできるだけ、生徒さん達に楽しい思い出や達成感、
あるいは自信をもってやめてもらいたい、と思っています。
冒頭にも書きましたが、子供の生徒さん達はいずれ大きくなって
勉強や塾、部活動などで忙しくなってお教室をやめて行きます。
そのやめる時に、たとえば発表会で憧れの曲を披露して、「楽しかった」とか「こんなに弾けるんだ!」
と思ってやめれば、その後の人生の中でずっとステキな思い出になるし、
「あの時はあんなにできたんだ!」と思えば、それが生涯の宝物になると思うのです。
そうすれば、いつかまた「ピアノを弾きたい」と思った時に弾こうとするのではないか…と思うし、
そうであってほしいのです。
Mちゃんのお母様のように「辛くてやめてしまった…でも本当はやめたくなかった」
と思い続けて再開…というのは、かなり珍しいケースではないでしょうか。
ピアノをやめる時には実力をつけていてほしい
そしてもうひとつ、やめる時には「ある程度弾ける実力」をつけていてほしいと思います。
「ある程度」というと曖昧ですが、「楽譜を見て弾ける」ようになっておけば、
弾きたい時に楽譜を見て、自分の力で弾くことができるでしょう。
子供の生徒さんがそこまで頑張って続けられるように、
多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)では様々な工夫をしています。
Mちゃんのお母様は、「ハノン」と「ブルグミュラー(25の練習曲)」
という教則本を使うところまで頑張ったそうです。
これは、私もとても良い教則本だと思っていて、生徒さんが弾けそうになったタイミングで必ず採用しています。
Mちゃんのお母様にはこの経験があったので、コロナ禍の時にMちゃんにピアノの手ほどきができたのでしょう。
なかなか見事な教え方だったと思います。
大人のピアノ」の魅力
Mちゃんのお母様にピアノを再開してほしい、もう一つの理由があります。
それは「大人のピアノは魅力的」だということです。
これは弾いている本人はほとんど自覚がないと思うのですが、大人の演奏には、
その人自身が歩んできた時間や経験、いわばその人の「人生」がにじみ出るのです。
演奏技術のうまい、下手に関わらず、「その人自身」が表現されて、何ともいえない味わいが醸し出されます。
だから私は「大人のピアノ」が大好きで、大人の方を教えるのも大好きなのです。
そもそも大人は「ピアノを弾く時間」を作り出すこと自体が大変…
その中でピアノを弾こうとするのだから、その時点で意気込みや取り組み方が違います。
ピアノへの、音楽への愛でいっぱいになり、音に、そして音楽にたくさんのものがこもるのです。
Mちゃんのお母様が一日も早くそんな機会を作れるといいな…、と思うと同時に、
すべての生徒さんが、既にやめた生徒さんも含めて、そういう時間が作れて、
大人として魅力あふれる演奏をしてくれるといいな…と思うのです。
ピアノが好きなすべての人に始めてほしい「大人のピアノ」
Mちゃんのお母様はお仕事もなさっているし、Mちゃんにももう少し手がかかるでしょう。
でも、少しずつ自分のための時間を作ってピアノが弾けるといいな…と思います。
そして子供の生徒さん達にはぜひ、そういう大人になってほしい、と願っています。
「ピアノが、音楽が、ずっと好き」…であってほしいのです。
同じように、今、お仕事や家事や育児で忙しい方々も、今を大切にしながら「自分を豊かにする時間」を作って、
それが音楽やピアノであるなら、そして「弾きたい!」という思いがあるなら、ぜひ弾いてほしい!と思います。
そして私は、そういう方々のお役にたてれば嬉しい…と、強く思うのです。
以上、Mちゃんのお母様との出会いによって、
一層強くなった「ピアノが、音楽が、ずっと好き…弾きたい時に弾ける人になる」
という多摩の森ピアノ教室(日野市程久保)の理念をお伝えしました。
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