高幡不動の菊
高幡不動って、菊の花が美しい町です。
11月17日まで高幡不動尊の境内で菊まつりが開催されていました。
残念ながら今年は菊まつりを見に行くことはできませんでしたが、毎年この時期になると、高幡不動の駅の構内に見事な菊の花が飾られたり、駅前の各商店の前に小さな鉢が飾られています。
街中が華やかで、ステキになります。
もちろん今年も、駅や商店街に飾られた菊が見事でした。
そして我が家でも、毎年11月になると、小さな菊の鉢に花が咲いてくれます。
これは5年前、高幡不動に越して来て最初の秋、駅前のスーパーおおたで買った鉢です。
黄色い花の華やかさに心惹かれて、思わず買った鉢です。
申し訳ないぐらい何の世話もしていないのに、11月になると花を開いてくれるので、嬉しいやら、有難いやら…。
菊って、本当に不思議です。
夏がものすごく暑かったし、秋になってさえ暑い日が長く続いたので、菊の花の開花も遅れるのかな…と思いましたが、ちゃんと11月には花が咲きます。
暦を知っているのかな…、と思うぐらいです。
と、思っていたら、別の菊の鉢がようやくつぼみをつけました。
これは、長野県の小海からやってきた菊。
松原湖付近に別荘を持つ友人が、2年前の11月に、小海のまちの駅から買って来てくれた鉢です。
こちらも大した世話をしないので、最初の豪華さは全くありませんが、それでも今年もつぼみがつきました。
小海から来た菊にとっては、高幡不動はまだ少し暑いのでしょう。
花はこれからです。
季節の変化に合わせて咲く花たち。
気候がかわってきても頑張っています。
菊の花の華やかさに感謝しつつ、目の前に迫って来た年末の忙しい日々を乗り切ろうと思います。