２月生まれの年少さん、キュートなS君の体験レッスン ～来た時は恥ずかしがってもじもじしていたのに、帰る時には「せんせいにおてがみ、わたしたい」と言ってくれました！～

２月の初め、東京は久しぶりの大雪でした。

日野市程久保の多摩の森ピアノ教室はお昼頃から既に雪の中。

一面真っ白の、とても美しい景色でした。

高幡不動付近でピアノ教室をお探し中のS君のお母様

そんな大雪の前日に、とても可愛らしい男の子が体験レッスンに来てくれました！

日野市南平にお住まいのS君は現在あさかわ保育園に通う年少さんで、

お母様によると年中から通える高幡不動付近のピアノ教室をお探しのところ、

ご自宅近くの当教室をホームページで見つけてくださったそうです。

お車でお越しくださいましたが、10分もかからなかったとか。

確かに日野市南平から程久保の当教室はすぐ近くですね！

お母様は、S君が年長さんになると保育園でメロディオン（ピアニカ・鍵盤ハーモニカ）

を使うので、年中さんからピアノを始めた方が良いのでは…

と思ってお教室を探しているところだそうです。

２月生まれの年少さんのS君

４月から年中さんというＳ君は２月生まれとのことで、

お母様にぴたりとくっついたまま車から降りてきて、

お母様の影に隠れながら小さな声で恥ずかしそうにご挨拶をしてくれました。

そして家の中に入るのを少しためらっていました。

「そうだよね、知らない人のおうちに入るの、緊張するよね。」

と声をかけたら、もじもじしながら上がって来てくれました。

もじもじのS君に必要なのは、「お教室が楽しい」と感じることと安心感

体験レッスンをはじめると、やはりお母様にぴたりとくっついたまま、

もじもじしながら課題に取り組みます。

その姿の可愛らしいこと！

それを見て、今のＳ君には音符が読めたり美しい音を奏でたりすることよりも、

お教室が安心で楽しい場所であると感じてもらうことが大切なのでは…と思いました。

そこであれこれ課題をこなすよりも「これもやってみる？」とか「ここまでにする？」

などとたくさん問いかけて、会話を楽しみながらゆっくりとレッスンを進めることにしました。

その気持ちが通じたのか、Ｓ君の声は次第に大きくはっきりとしてきます。

そして「S君が色を塗った音符をピアノで弾いてみる？」と誘うと、

すーっとお母様から離れてひとりでピアノの前に座ることができました。

レッスンの最後に音符に色塗りをしたシートに花丸をつけたら、

「はなまるもらえた！」と、大喜び。

こちらも嬉しくなりました。

レッスンが終わった後の打ち解けたS君

レッスンを終えてお母様とお話しをしていると、S君はさらに打ち解けて、

レッスン室にあるリズム楽器や音符のクリップなどに興味を示し、

「これはなに？どうやってつかうの？」などと問いかけたり、

見本で準備していた出席カードやレッスンノートやお月謝袋を手にとってしげしげと眺めたり…。

最後にもう一度ピアノに向かって、音を出すことにも挑戦していました。

「せんせいにおてがみ、わたしたい！」

そんなＳ君は帰る時に「せんせいにおてがみ、わたしたい」と言ってくれました。

それも３回も！

これには感激しました。

「お手紙を書きたい」というのは、子供のありったけの愛情表現ではないでしょうか。

今まで生徒さんから何度かお手紙をもらったことがありますが、

そのどれからもあふれんばかりの愛情を感じます。

そしてそのように愛情を表現できるお子様は、きっとご家族から、

そして通っている保育園や幼稚園でもたくさんの愛情を受け取っているのだと思います。

Ｓ君から本当にお手紙をもらったわけではありませんが、

「書いてわたしたい」と思ってくれたその気持ちをしっかりいただきました。

S君、どうもありがとう！

S君とお母様の車をお見送りしましたが、

姿が見えなくなるまでS君は両手をふってバイバイしてくれました。

S君の可愛いらしさに、胸がキュンとなりました。

S君のこれから

Ｓ君は体験レッスンではそれほど多く課題をこなしていませんが、

安心して楽しくお教室に通ってくれたら間違いなく力をつけて行くことができるでしょう。

楽譜を読むことも、力強いリズムを刻むことも、美しい音を奏でることも、

お子様自身が安心と信頼の中で楽しく学んでこそ身につき、伸びて行くのだと思います。

以上、２月生まれの年少さん、キュートなS君の体験レッスンのご紹介でした。

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