心配ご無用!「ピアノを習ったことがないから不安!」というお父様・お母様へ ~小2・Rちゃん親子の例を参考に~

「私はピアノを習った経験がないのですが、大丈夫でしょうか?」
という質問を、体験レッスンでお母様から聞かれることが時々あります。
ご自分にピアノの経験がないと、レッスンのイメージがわかなくて、確かに不安ですよね。
まして他のお母様達にピアノ経験者が多かったりすると、よけいに不安になりますよね。
でも、大丈夫‼ 心配は無用です!
私はピアノを20年以上教えていますが、その間、ご両親共にピアノのレッスンを受けたことがない、という生徒さんを何人も指導しています。
そしてどの生徒さんもちゃんと成長して、上手に弾けるようになっています。
大切なのは、「親のピアノ歴」ではなくて、お子さんとの「関わり方」だと感じます。
そこで今日は、お子さんがピアノを習いたいと言っているけれど、自分がやったことがなくて不安…という方のために、ブログを書きます。
そして、お子さんとの関わり方のステキな例として、Rちゃん親子を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
確かに多い、ピアノ経験のあるお母様
ピアノを習いに来る生徒さんのお母様で、ピアノを習ったことがない方よりも、習ったことがある方の方が圧倒的に多いのは確かです。
その割合は、たぶん1対9ぐらい。
そうなると、ピアノを習った経験のない方は余計、躊躇したり、敷居が高く感じたりすることでしょう。
親にピアノ歴がなくても、子どもはちゃんと弾けるようになる!
でも、実際に生徒さんの様子を見ていると、親のピアノ経験に関わらず、それぞれの生徒さんが、それぞれの資質によって、個性や特性を伸ばして行けています。
すごく器用で、どんどん上手に弾けるようになる子もいるし、最初は楽譜がなかなか読めなくて苦戦しているように見える子も、慣れるにつれてすごくステキなメロディを奏でるようになる…なんてケースもあります。
大歓迎!「先生に聞いて」…大切なのは、お子さんとの関わり方
親(お父さんも、お母さんも)のピアノ経験は無関係、とは言いませんが、
―――例えば、小学校の宿題で、お子さんがわからないところを「ここ、どうやるの?」
と聞かれた時に教えてあげられるのと同じように、
「この記号、なに?」とか「どう弾けばいいの?」と聞かれた時に答えられる方が、親としては確かに安心ですよね。(たぶんお子さんも。)
でも、小学校の宿題も、学年が上がるにつれて、どんどん難しくなってきて、答えられない場合、どうしますか?
たぶん「先生に聞いて」ですよね。
これ、大歓迎!どんどん聞いてください‼
そしてご自分が弾けない、という方は、最初からこの手を使ってください。
それで親の権威(?)が揺らぐことはありません。
大事なのは、お子さんとの関わり方であって、「答えを教えられること」ではなくて、「答えがわかる方法を教えること」です。
最近のお母様達は、お子さんとステキな関わり方をしている
そういう意味で、最近のお母様達のお子さんとの関わり方を見ていると、すごく感心させられることがたくさんあります。
レッスンの時に親子で連弾を楽しんでいるのは、前回のブログで書いた小2のYちゃんのお母様だけでなく、他にもいらっしゃいます。
(詳しくはこちら→「ピアノを習いたい!」というお子さんの気持ちを大切に! ~子どもの頃、ピアノが辛くてやめてしまったお父さん、お母さんへ~ 小2・Yちゃん親子の事例)
そして、お子さんがリズム課題をやる時、最近のお母様達は、ご自分のピアノ歴に関わらず、たいてい一緒にリズムを叩いてくれます。
…これは小金井で教えていた頃にはなかったことでした。
とてもステキで、みんなでレッスンの時間を楽しむ感じ、私は大好きです。
「Rちゃん、すごいなぁ!」というお母様の言葉に感動
そんな中、最近一番ステキだな、と思ったのは、Rちゃんのお母様の言葉です。
Rちゃんのお母様も、体験レッスンの時にご自分にピアノ歴がないことを不安に感じていらっしゃいました。
でも、その時からRちゃんと一緒にリズムを打っていたし、Rちゃんがレッスンを受けるようになってからも、楽譜やワークブックをいつも一生懸命にのぞき込んで、熱心に覚えようとする意欲でいっぱいでした。
そんなお母様は、「和音」といって、3つの音を同時に響かせるのをRちゃんが習っている時、それを見ながら必死に手(指)の形を作っていました。
それを見て、思わず「お母様もどうぞ」と、ピアノに向かっていただくと、
音を出した瞬間、
「うわぁ、Rちゃん、こんなに難しいことやっているんだぁ!すごいなぁ。」
自然に出た言葉でしょうけど、私は静かに感動しました。
こんなにも素直に、自分の子のやっていることに敬意を払う、その言葉、その姿に。
その時、Rちゃん自身は特に顔色を変えることもなく、得意気な顔をするわけでもありませんでした。
この親子にとってはありふれた日常なのでしょう。
でも、こういう親の言葉って、絶対に子どもの心に栄養になっていると思います。
こんな風に声をかけられているRちゃんは、どれほど健やかに成長することでしょう!
そしてこの時から約3ケ月たちますが、やはりRちゃんはぐんぐんと上手になっています。
お子さんとの「関わり方」や言葉がけの、とてもステキな例だと思います。
心配は無用! くどいようですが、大切なのは、お子さんとの関わり方
以上のように、ご自分がピアノを習ったことがないから子どもに習わせるのが不安!という、お父様、お母様、大丈夫です。
くどいようですが、心配ご無用!
お子さんはちゃんと上手になります。
大切なのは、お子様との「関わり方」です。
なお、「仕事が忙しいから、そんなに子供に時間をさけない」というお母様、そしてお父様、それはそれで大丈夫です。
ピアノのことは先生にお任せ!で、全然構いません。
お子さんにちゃんと目を配って、関心をもっていてくだされば大丈夫です。
こちらも「関わり方」です。
それは、またの機会に。
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